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協会からのお知らせ

とにかく明るい性教育

【パンツの教室】協会代表理事

のじま なみです。

 

 

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お姉ちゃんじゃなくなる日

 

 

これは、先日のお話です。

 

 

13年前の5月24日。
36時間の途方も無い陣痛に耐え、
長女は私達のところに来てくれた。  
 
 
 
生まれた時から
オシャレだったね。
  
 
首に二重にへその緒を巻いて
オシャレをして出て来た
あなたの顔は
 
  
 
まるで
ガッツ石松のよう(笑)
 
  
 
他の人から見たら
お世辞にも可愛いなんて
言えなかったかもね。 
 
 
 
 
だけど、私には
宝物ができた!
初めてそんな感動を覚えた日。
 
 
 
 
仕事で立ち会えなかった主人は
36時間、生きた心地がしなかったと
ぼそっと、もらしていました。 
 
 
 
その日が出会って初めてだったかなぁ〜。
彼の泣き声を聞いたのは 。
 
  
 
長女が生まれて、
私は泣き虫になった。 
 
 
 
長女が微笑むたびに嬉しくて、
些細なことにも涙が出るようになった。
 
  
 
 
長女が生まれて、
私は弱くなった。  
  
 
ついつい、うまくいかないことを
あなたのせいにしてしまうことも。
 
  
 
長女が生まれて、
私は強くなった。 
  
 
この子の笑顔を守りたい。
いつでも味方になってあげようと
心に誓ったから。
 
  
 
今では、
私より料理上手になったね。
片付けだって私より上手で、
いつも頼ってばかりだね。
  
 
 
 
妹達が生まれて
あなたには「お姉ちゃん」の
名札をつけられた。 
  
 
「お姉ちゃんって不公平」
 
  
 
妹に食べ物や、
テレビのチャンネル権を奪われるたび、
  
 
 
そして、
母のお願いきいてくれるたびに 
 
  
 
あなたが言うその言葉に
時々チクリと胸が痛むよ。 
  
 
いつも頼ってばかりでごめんね。
そして、
いつと本当にありがとう。
 
  
 
いい子じゃなくていい。
お姉ちゃんじゃなくていい。
泣いてもいい。
わがままでもいい。
 
 
 
「あなた」はそのままで
いいからね。
 
  
 
お出かけも、
もう、私とはしなくなった長女。 
 
 
  
 
多分、 これからどんどん
私から離れていくはず。 
 
 
沢山沢山私とケンカもするかもしれない。
抱きしめることさえ難しくなるかも。
生意気な口しかきかなくなるかもね。
 
  
 
でも、それは
きっと私の前だから。 
 
 
 
今朝
「生まれて来てくれてありがとう」 
  
 
 
そう言って抱きしめた長女は
「10秒だけね。」
っと、照れ笑いをしていた。
  
 
 
今日だけは、お姉ちゃんじゃない
あなたをしっかり感じよう。
 
  
 
今しかない13歳の娘を
しっかり感じられれば、
 
  
 
そこまできている反抗期も
きっと2人で乗り越えていけるよね。
 
 
    
あなたが生まれてきてくれたおかげで
命や愛を堂々と伝えていく仕事を
とっっっっても楽しくできています。
 
 
 
 
今はね、 
 
 
堂々と性が語れる子が、
自分に自信の持てる子が
愛をいっぱい感じられる子が増える事。
 
 
 
これが夢です。
 
 
 
母に「夢」を持たせてくれて
本当にありがとう。
 
 
 
 
 
 
IMG_4656.jpg
 
 
で、
朝そんなやりとりをしていたら、
 
 
 
 
中学に向かう電車の中から
長女が
こんなメールをくれました。
 
 
 
時々訪れる、
この最大級のとろけるような幸せ^_^
 
 
 
毎日どんなに家事に育児に仕事に追われても
これがあるから
家族ってやっていけるんでしょうね。
 
 
 
今回だけは
親バカ投稿お許しください^_^
 
 
 
それでは、今日はここまで!

 

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